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新本格ミステリに拘泥する (休止中)
ブログ紹介
・このブログでは、基本的に「新本格ミステリ」と呼ばれるジャンルの作品の感想を書いています。
・ネタバレはなるべく最小限に、書くとしても「ネタバレアリ」と書いてから、にしてあります。
・あらすじ的なものはなるべく書かないようにしています、どこのネットショップでも「正式」なのが読めますし。
・少しでも読んで頂いた方はお分かりかと思いますが、ここで感想を述べている作品はほぼ5年以上前の作品です。
・で、過去作ばかり並んでいる理由ですが大きく分けて2つ。
1.自分が買う本を、ほぼ文庫に限っている、ということ。
これは、収納スペースと財布の中身の不足、そしてコレクトマニア的楽しみを優先するため。
2.「自分の好きな新本格」を書いてくれる作家がほとんどデビューしてくれなくなったこと。
なので今は「書き続けている新本格作家」の新作の文庫化待ちが多いです。
と、いうわけで未文庫化作品は全く出てきません。
・ちなみに、本格ミステリの読書歴は5年以下、集中して読み出したのは一昨年くらい。ほぼ確実に、「何か役に立つ」ことは書いてありません、あしからず。
・星評価ですが「★」は一応5つで満点です、「☆」は半分の意。
基本的に「本格ミステリ」として読めれば★★☆、それ以下の評価は自分的には「本格ミステリ」ではないような…。という感想を持った作品、です。

zoom RSS ブログ 新着記事

タイトル 日 時
☆更なるお詫び☆
ブログの休止から1年以上が経過してしまいました。 しかし管理人は未だ「新本格ミステリ」の世界に戻ってくることができていません。 もはや自分は、「読書する能力」を失ってしまったのかもしれない、とも考えています。 ですが、やはり「閉鎖」をするにはためらわれ…、1年経ち、半月考え、「態度保留」という事に決めました。 期待されているとは露ほども思っていませんが、一応けじめとしまして、お詫びします。 ...続きを見る

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2011/06/17 00:53
☆お詫びとお知らせ☆
当初今秋の再開を予定してた当ブログですが、現在に至っても再開の目処が全く立っておりません。 管理人が、この夏の初めから長期に渡り結構深刻に体調を崩してしまい、読書もままならなかったもので…。 ...続きを見る

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2010/11/16 06:01
☆お知らせ☆
このブログの更新を、半年ほどお休みします。 元々ほとんど読まれていないブログで、こんなお知らせをしてもどうということも無いのですが。 理由は簡単、「読んだ新本格ミステリの感想」のストックを、8割がた吐き出してしまったからです。積読の作品を消化して、今年中には戻ってきたいと思っています。待っていて下さる方がいれば、幸せです。 ...続きを見る

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2010/06/02 02:14
200 『神のロジック 人間(ひと)のマジック』 西澤保彦
★★★★☆ 「本格ミステリそのもの」といえる程、ごく中心的な題材・舞台設定・構成・トリック等々を使いながら、文字通り「恐ろしいほど」、マクロで引いた視点から「本格ミステリ」を描いた作品、だろうか。 あまり「あらすじ」的なものを書くのは好きではないのだが、今作では必要があると思うので。舞台は「謎の学校」、そしてクローズド・サークルモノ。主人公たちはその閉じられた「学校」に世界各地から連れて来られ、奇妙な「犯人当てクイズ」を課され続けている。そこに新たに一人の新入生が加わった時、「学校」は崩壊を... ...続きを見る

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2010/06/02 01:59
199 『黄金色の祈り』 西澤保彦
★★★☆ 「自伝的ミステリ」とでもいおうか、作者本人の実体験に基づいている部分が多いように思える。 そして、「匠千暁シリーズ」を「裏焼き」・「反転」させたような物語、という印象も感じた。 今作の一番の特長は、「人の心」の描きかただと思う。「匠千暁シリーズ」でも他の「SF本格」でも、西澤は「人の心」の「異常な点」を全面に出すことで、固定して、「不変的でロジックに組み込めるモノ」として取り扱ってきた。しかし、本作では「人の心」は非常にやわらかく、登場人物のそれぞれが揺れ動く。非常に作者「らしく... ...続きを見る

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2010/06/01 02:52
198 『フェティッシュ』 西澤保彦
★★☆ 西澤保彦の、集英社文庫は「境界例」のような作品ばかりな気がする。当然個人的な感想だが、今作に至って、とうとう「本格ミステリ」とはいえないのではないか、と感じた。 ...続きを見る

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2010/05/31 02:20
197 『パズラー 謎と論理のエンタテインメント』 西澤保彦
★★★☆ いうなれば、「本格ミステリの賽の河原」、積んでは崩され積んでは崩され…。 副題「謎と論理のエンタテインメント」には偽り無し、「本格ミステリ」としての「謎と論理」は徹頭徹尾張りめぐらされており、でありながら「エンタテインメントであること」を強烈に意識して書かれている、という印象。 6編の短編からなるが、その「謎と論理」の「材料」はほぼ全てが「人物」であり、彼ら彼女らは「ピース」以外の何物でもなく、「権利」を持たず、その「背景」ですら実用一辺倒の薄い薄いものがあるだけ。西澤的「心理ミ... ...続きを見る

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2010/05/30 00:54
196 『リドル・ロマンス 迷宮浪漫』 西澤保彦
★★★ 「本格ミステリ」としては、かなりの「怪作」、或いは「問題作」。 8編の短編からなるが、その「主人公」たちは、探偵役に「願いをかなえてほしい」と依頼に来る、「クライアント」である。そしてこの「心理探偵」は彼女たち(クライアントは女性)の依頼に対して、実際的な「調査」も、「推理」さえもしない。本作における「探偵」は、「心理」しか扱わない。事件は基本的に「心の中」にしか存在しないし、その「解決」と考えられる部分にも、外的な裏づけはなく、言うなれば「無根拠」の状態であり、そのまま物語は収束す... ...続きを見る

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2010/05/29 01:18
195 『異邦人 fusion』 西澤保彦
★★★ ストレートな「SF本格ミステリ」、テーマも「タイムスリップ」と王道。 未解決のままとなっている、23年前に父親が殺された事件、その時に戻ってその真相を解明する、という筋。 「謎」という意味での「本格ミステリ度」は高くないが、その「収束感」という意味では「正に本格ミステリ」だと思う。その上で「社会派」的な視点や、「アイデンティティの物語」という側面も持つ。 これだけの「材料」があればもっと重厚・壮大な物語を作ることもそれ程難しくないだろう。逆にこれだけのボリュームで「腑に落ちる」ス... ...続きを見る

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2010/05/28 01:52
194 『黒の貴婦人』 西澤保彦
★★★☆ 「匠千暁シリーズ」の第8作目であり、中・短編集としては3作目。(「謎亭論処」は未読) 40〜60ページの短編が4作と、150ページほどの中編、計5作品からなる。 時系列的には「バラバラ」である、作者の中・短編集ではどれもそうだが。「安槻大学」という共通項から外れている作品も多いし、「4人組」の全員が登場しない作品もある。しかし、作者の描く彼らの「空気感」は変わっていないし、短いこと+ストーリーの軽さもあり、長編のように「覚悟を決めて読む」必要はない。 また、このシリーズ「らしさ... ...続きを見る

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2010/05/27 02:38
193 『依存』 西澤保彦
★★★★☆ 「本格ミステリ」が「人の生死をもてあそぶ小説」なのだとしたら、「そうでない小説」は「人の心をもてあそぶ小説」なのではないだろうか。決定的な違いは「もてあそばれる」のが「本格ミステリ」では「登場人物(の生死)」であるのに対して、「そうでない小説」では「読者(の心)」である、ということ。 だからこそ「本格ミステリ」は、現実から遊離している、リアリティがない、人が描けていない…。そう考えるなら、そしてそれを単純に「フィクション」としてみるなら、「本格ミステリ」はより高度なところに位置す... ...続きを見る

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2010/05/26 02:44
192 『スコッチ・ゲーム』 西澤保彦
★★★☆ 様々な意味で「記念碑的作品」だろうか。シリーズ長編第4作であり、「探偵役メンバー」のひとりであるタカチが「事件の主役」になっている(引きずり込まれている)作品。このシリーズであるから当然「ドロドロヘビー」なストーリー展開であるし、そこに描かれる「感情」は醜いものばかりだし、その渦中にいる人物は、酷く傷つけられる「被害者」と、誰かを傷つけている事すら気付いていない質の悪い「加害者」、という構図だし…。 そこに主人公たちが「当事者」として巻き込まれてしまうのだから、「気楽に読める作品で... ...続きを見る

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2010/05/25 02:59
191 『仔羊たちの聖夜』 西澤保彦
★★★☆ 「匠千暁シリーズ」の長編第3作。(ちなみに「第2作」は「麦酒の家の冒険」) タイトルの通りクリスマスイブに起こるこの事件は、主人公たちが出会う「きっかけ」となった事件でもある。時系列的にはこのシリーズ一番はじめの事件。この事件に「魅力」を感じる人なら、このシリーズにどっぷりはまれるだろう。 ...続きを見る

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2010/05/24 07:30
190 『彼女が死んだ夜』 西澤保彦
★★★ 「匠千暁シリーズ」の長編第1作。「まだキャラクターがしっかり固まっていないなぁ…」などと斜に構えて読むのもひとつかもしれない。「4人組」の最後のメンバー、ウサコに至っては全くの「チョイ役」でしかないくらいだし。しかし、作者の「志向」は既に十分見えている。(完成度においてはもうひとつ、と感じたが) ...続きを見る

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2010/05/23 23:46
189 『複製症候群』 西澤保彦
★★★ 「今度はコピー人間だ!」、作者にかかれば、大概の「メジャーなSF設定」を「本格ミステリ」に取りこむことは朝飯前なのだろう。きっとその設定を「必要とする物語」を考える方が、創作としては難しいことなのかもしれない。 (ちなみに、自分は「チョーモンインシリーズ」は未だひとつも読んでいない、西澤保彦の「ペース」について行ききれないので、今の所手を出さないでいる) 今回の「SF設定」は「人間(生物)をコピーしてしまう、天から繋がるオーロラのような光の幕」、である。この通称「ストロー」はその名... ...続きを見る

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2010/05/22 02:40
188 『瞬間移動死体』 西澤保彦
★★★ 「タイトルに偽り無し」の、作者の土俵、SF設定を取り入れた本格ミステリ。 さて今回の「設定」は…。主人公は「テレポーテーション」が使える、そして主人公自身が犯罪を計画する、つまり「倒叙モノ」でもある、普通なら(?)完全犯罪が成立して終わりだろう。 当然のことながらここからが西澤保彦、このテレポーテーション能力は欠陥だらけである。まずテレポーテーションの「燃料」としてアルコールが必要なのだが、主人公は極端な下戸であるということ。次にテレポート先に何も持っていけないということ、服さえ脱... ...続きを見る

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2010/05/21 00:48
187 『死者は黄泉が得る』 西澤保彦
★★★★ 山口雅也「生ける屍の死」へのオマージュだと、本人があとがきで書いている。また、ロバート・ゼメキス監督の映画、「永遠に美しく……」のテイストに近いとも書いている。(あのブルース・ウィリスは個人的に好き) ともかく、タイトルの通り死んだはずの人間が、動き、喋り、別の人間を殺そうとする。 今回のSF設定は〔町外れの館にある、死んだ人間を復活させるSUBREとその人間に擬似の記憶を植え付けるMESSというふたつの装置、そしてそこで仲間を増やし暮らす女性たち〕そして、その隣街で起こる女性を... ...続きを見る

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2010/05/20 03:03
186 『盗まれて』 今邑彩
★★★★ 非常に粒の揃った短編集、計8編、初出95年、全て30〜50ページ。読んで損はない。 作者はいわゆる「トリックメーカー」ではない、この作品集に使われるトリックも大きくないものが多い。しかし、「人物や心理」と「トリック」を融合させる、作者得意の作品にはちょうど良いバランスの作品ばかりだ。 ...続きを見る

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2010/05/19 02:24
185 『七人の中にいる』 今邑彩
★★★☆ 十分に「本格ミステリ」であるが、その上で「心理サスペンス」の方が勝っている。どちらが好きでも面白く読めることは請合いだし、それは小説としての「濃度の高さ」も意味する。じっくり腰を据えて読んでほしい。 ...続きを見る

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2010/05/18 20:16
184 『時鐘館の殺人』 今邑彩
★★★ 6編からなる作品集。はじめの3編は短編の長さ、続く2編は「奇妙な味」だろうか、そんな「分類」が正しいのか分からないのだが。ラストは表題作であり、かなり奇抜な中編。 ...続きを見る

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2010/05/17 03:00

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